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アメリカ 10年間行方不明の女性を3人保護! 凶悪犯逮捕! 監禁の全貌 [芸能 NEWS]

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米オハイオ州警察が今年2013年に発表した凄まじいクリーブランド監禁事件。

今回はこれの全貌をまとめました。




米オハイオ州クリーブランドの民家で、約10年間も行方不明となっていた3人の女性が発見されました。




容疑者として逮捕されたアリエル・カストロは、被害者宅の近隣地区に住むスクールバス運転手の男。
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スクールバスの運転手が、こんな凶悪な事件を起こすなんて恐ろしすぎますね。


裁判では、監禁や強姦、それに女性が流産するまで暴行を加えたとして殺人など900件を超える罪に問われたカストロ容疑者を「仮釈放なしの終身刑と禁錮1000年の刑」と言い渡しました。
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その恐ろしい事件の内容とは?画像付きでまとめました。⇓



◆監禁されていた三人の女性について◆


●アマンダ・ベリーさん(27) 2003年に失踪し、当時17歳
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アマンダさんはバーガーキングで働いており、店を訪れたカストロ容疑者が「自分の息子も同じ店で働いているから、家まで送ってあげる」と言い、アマンダさんを誘拐。


●ジョージーナ・デヘスースさん(23) 2004年に失踪し、当時14歳
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ジーナさんは、なんとカストロ容疑者の娘と親友!
学校帰りにジーナさんはカストロ容疑者の娘と遊んだ後、電話代として自分の所持金50セントをカストロ容疑者の娘にあげてバス代がなくなってしまい、歩いて帰ることに。
顔見知りだったカストロ容疑者は帰宅中のジーナさんを「車で送ってあげる」と誘い誘拐しました。

カストロ容疑者の娘は、犯人が逮捕されるまでジーナさんを誘拐したのが自分の父親だとは、もちろん知るよしもなかったでしょう。


●ミシェル・ナイトさん(32) 2000年に失踪し、当時20歳
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ミシェルさんは近所の商店に公衆電話をかけにいった後、行方不明に。
発見された当事、キャストロ容疑者の長年に渡る暴行で顔の骨格が歪み、聴覚障害も確認されました。
しかし彼女は、救出された後に印象的なコメントをしています。
監禁の日々を「地獄」と振り返る一方、「笑顔で顔を上げて生きる」と言い、「私は事件に支配されない、私は事件を克服する。憎しみに押しつぶされるのは嫌」と前向きな言葉を残しました。




◆監禁時の様子◆


●3人はキャストロ容疑者の住む自宅の地下室や階上の別々の部屋に鎖で繋がれていました。
部屋の広さは1.8メートル×1.8メートル程度という小ささ。
口は塞がれて、喋れない状態でもあるため、女性同士お互いの顔をみる機会はなかったようです。
部屋のドアには小さな穴が開けられていました。これは、食事などの出し入れに使われていたとみられています。


カストロ容疑者は、主に性的暴行を目的で3人を監禁。
ミシェル・ナイトさんは監禁中5回もの流産を繰り返すという惨事が起きていました。
妊娠が発覚すると、食事を与えられず、カストロ容疑者は胎児が流産するまで腹部を激しく殴り続け流産を強要したそうです。

しかしカストロ容疑者は、アマンダさんが妊娠した時は出産するように強要。
子どもが死産だったら殺すと脅迫していました。
アマンダさんは子ども用のプールで出産させられ、
赤ちゃんが呼吸停止になると、アマンダさんは必死で自分で蘇生呼吸をしたということです。

救出後、女性3人は病院に運ばれたが、健康状態は幸い良好とのこと。


ちなみに女性達は監禁中2度だけ外出を許されました。
かつらと帽子をかぶって、サングラスをかけた変装の状態で外出。
誘拐された日には「誘拐記念日」として、ケーキを与えられた。
裏庭にはごくまれに出ることを許されていたとみられている。
ただし全裸で、犬のように首輪をつけられていました。
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犯人は、日々の監禁で被害者から逃げる意欲を奪い、希望を失わせようとします。
さらに、ほんのたまに小さな親切を与え(今回で言う外出やケーキ等)被害者に対し加害者への感謝の気持ちさえ生ませようとします。
加害者のマインドコントロールって、恐ろしいですね。




◆事件発覚→救出劇◆


●カストロ容疑者は時々わざとドアの鍵をかけずに外出して、帰宅して女性が逃走しようとしていたのがわかると、激しい暴力を振るって女性たちを「試す」ことがあったようです。

長期にわたって監禁され恐怖感を植え付けられれば、その後で体を縛る鎖が解かれても、心自体が鎖で縛られて逃げられなくなる心理状態に陥ります。

アマンダさんが救出された日も、キャストロ容疑者はドアの鍵をかけていませんでした。
しかしアマンダさんは暴力を恐れ、自ら逃走は出来ませんでした。
そこで、部屋の中から大声で助けを求めて、近隣住民の男性が気づき救出劇に致ります。
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女性を発見した男性の名はチャームズ・ラムジー氏。

チャールズ氏は救出時の事をこう話しています。
「女性が、ドアをけりながら叫んでいた。『何が起きているんだ』と聞いたら、
『わたしは誘拐されていて、この家に長くいるので、すぐにここを出たい』と言われた」。
男性は、すぐにドアを蹴り破り、アマンダさんを助け出したという。

「アマンダさんは、小さい女の子を腕に抱えて出てきた。彼女は『この子は彼の子よ』と言った」。

その後、通報を受けた警察が駆けつけ、家の中にいた女性2人も保護したとのことです。

チャールズ氏は
「可愛い白人の女の子が、黒人の腕に飛び込んできたんだもん。そりゃ大変な事が有ったんだと思ったよ(笑)」
と明るさを交えたコメントも残しています。

貧困街であるクリーブランドの街で起こった恐ろしい事件とは対照的に、彼の明るいキャラが世間に希望を持たせたのは間違いありません。





◆犯人逮捕、警察の体制について◆


●カストロ容疑者は逮捕されたとき、兄弟の一人と一緒にマクドナルドに居たようです。
キャストロ容疑者は昨年まで元スクールバスの運転手として勤務。
以前に生徒をバスに置いてけぼりにしたことで、自宅を訪れた警察から事情聴取を受けていました。
なんとこの時、すでに女性は自宅で監禁されていたとのこと。しかし警察は女性監禁を発見できませんでした。
●監禁時、女性が全裸で犬のように首輪に繋がれて裏庭にいた件も通報はされていました。
しかし、警察はいたずらだと思って取り扱わず、調査をしなかったのです。
2011年には近隣住民がカストロ宅から窓を叩く音がするので見てみると、赤ちゃんをかかえた女性がいるとの通報もありました。
しかし警察は、カストロ宅を訪れたものの「何も問題がない」とそのまま帰ってしまっています。
この13年間で何度も警官がカストロ宅を訪れていることになります。

中流層が住む郊外で起きていたら、警察はもっと真剣に対処していたはずだ、とも言われている警察の対応。今後も問題になっていくでしょう。




◆カストロ容疑者について◆


●カストロ被告は数年前までは近所付き合いがよく、評判もおおむね良い方だったようです。
ただし、決して他人を家には招きませんでした。
家は常に厳重に施錠されており、家族も容易に入ることはできなかった状態です。

●カストロ容疑者には元妻との間に4人の子どもがいるが、養育権は離婚した妻が保有していました。

●カストロ容疑者は普段はおとなしく、趣味は車いじりやバンドでベースを弾く事。

●しかしカストロ容疑者には凶暴な二面性があり、家族や身内からは「モンスター」と呼ばれていた。
元妻には激しい暴行の数々があったようです。
階段から突き落としたり、鼻を骨折させ肩を脱臼させるほか、段ボール箱につめて蓋を閉じるといったDVを頻繁に加えていました。
激しい暴力に耐えられず、1996年に元妻は別居を始めるが、元妻に頻繁に暴行を加え殺すと脅し、
養育権がないのに、カストロ容疑者は度々娘たちを連れ去っていました。
元妻は昨年48歳で脳腫瘍のために亡くなっているが、2005年の家庭内暴力の訴状には
「キャストロの暴行のせいで脳血栓ができている」と述べています。

●カストロ容疑者は自殺をほのめかすメモを残していたようです。
そこには自分の幼少時代の不遇体験のせいで、セックス依存症になり治療が必要だったこと、今回の事件は自分の車に乗り込んだ被害者が悪いと書いています。



◆逮捕から裁判判決◆

判決に先立って、カストロ被告は、被害者の女性たちに対して謝罪のことばを述べたものの、「自分は怪物ではないし、暴力的ではなかった」と釈明しました。

こちらが本人コメントの動画です。

Ariel Castro:「私は怪物ではない」 I'm not a monster



以上、クリーブランド監禁事件のまとめでした。


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